元NHKアナウンサーの友人から、坂本宗之祐さんのメルマガを紹介してもらいました。坂本さんは元読売新聞の記者で「手紙を書いてマスコミにPRする方法」の著者。現在はメディアコンサルタントをされています。
プレスリリースを通じて自分の活動を世の中に発信することは、ブログとは違った大きな力を持った情報発信手法だと思います。
メルマガを読んでいて、ちょうど12月にセミナーがあることがわかり参加してきました。参加にあたり予習として坂本さんの著書を読んで臨んだので、読了&受講の所感です。
目次
生で会うほうが数倍伝わる
セミナーの内容は本に書いてあることと重なる部分も多いのですが、坂本さんの経歴、経験に裏付けられた実感のこもった語り口でお話されると、学び手としていっそう引き込まれました。
新聞記者さんがどのようにネタを探し、どんな思いで記事にしてゆくのか、その過程が元新聞記者の坂本さんからひしひしと伝わります。
そのなかで、プレスリリースがどんな位置づけなのか坂本さんの視点から学ぶことができました。そのほとんどがゴミ同然(記事にならないという意味)のただの広告。記事になりそうだけれども、保留になるのが一部。保留から記事になるためには記者さんの目に留まる工夫と努力が必要です。
人間同士でつきあうということ
記者さんも人間。プレスリリースを送るのも人間。人間同士のつながり、思いが人を動かします。人の心を動かしたい記者さんが書きたいのも、人間味のある、芯のある記事でしょう。
書籍の中にはプレスリリースを書く上でのテクニックも多数紹介されています。でも坂本さんが強調するのは、小手先のテクニックだけで記者さんは動かないということです。むしろテクニックはお見通しの上で、背景、内容、ストーリーが凝縮されたプレスリリースをズバリ見抜いている印象でした。
人柄が伝わり、「この人の取り組みを、この人の口から聴きたい!」と思わせるプレスリリースであれば、小手先のテクニックを超えて、記者さんに伝わるような気がします。
どのメディアを選んでいくのか
闇雲にプレスリリースを送っても採用されるわけではありません。自分の取り組みを誰に伝えたいのか、ペルソナ、スコープを設定し、それに適したメディアを選んでいく必要があります。
新聞なのか、テレビなのか、ラジオなのか。新聞でも業界新聞なのか、地方紙のどの面なのか。この辺はプロの目利きが必要なようです。業界の事情、報道スタンスなどに精通したかたからの助言をもらいたいところです。
メディア出演のその先に
新聞の発行部数、テレビ視聴者数が減り、メディア離れが取り沙汰されていますが、マスコミの影響力は依然大きいです。その伝播力たるやブログや口コミの比ではありません。
新聞、テレビで取り上げられたという事実の絶大なる信頼感。それだけで信頼足る人物と評されます。メディア出演が活動の幅を広げ、活躍の場を日本中、世界中へ広げることができるようになりそうです。
ただし、大前提として、確固たる動機と志を持っておこなっている活動を取り上げてもらわなくてはなりません。中途半端な取り組みは、そもそもメディアに出ることはありませんし、偶然出たとしても、その後の波及力は早々に衰えてしまうことでしょう。
あらためて、自分の原体験と志を再確認し、メディアに出たあとの大きなビジョンを描いてプレスリリースを書くことが大切なようです
これからやること
2019年4月よりフリースタイルリブレのワークショップをスタートし、血糖値セミナーを開催し、12月よりクリニック・ル・ギンザに内科開設しました。
すべての取り組みの主眼においているのは、生活習慣病の予防と重症化の防止です。血糖値を切り口に、食事、生活習慣を見直し、健康な人はより健康になること。体調の優れない人は原因をみつけて、健康になること。
気になる症状を抱えた人の窓口として銀座有楽町内科を設置し、検査、診察が出来る場を整えましたが、あくまで通院に頼ることなく健康を維持することが大切だと考えています。
保険診療は社会保障費増大の主因となっていますが、怪我や思わぬ大病に備える仕組みとして大切です。慢性疾患を患わず、大病を予防することができれば、保険組合、国、自治体の負担も軽減してゆくことと思います。
病気になりにくい体づくりの窓口として、銀座の片隅で頑張っていこうと思います。そして時々プレスリリースも送っていこうと思います。
診療情報
クリニック ル・ギンザ – 銀座有楽町内科
内科・糖尿病内科・内分泌内科
ダイエット外来・血糖値スパイク外来
火・水・金曜日 12:00〜20:00(受付11:30〜19:30)
東京都中央区銀座4丁目1番先 北数寄屋ビルB1F
H.I.S.銀座本店のすぐ隣の扉が入口です。
上大崎クリニック
毎月第1土曜日+不定期
詳細はクリニックホームページをご覧ください。
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※フリースタイルリブレの個人使用はあくまで自己責任となりますのでご承知おきください.