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【写真で解説】フリースタイルリブレをAmazonで購入する方法と注意点

フリースタイルリブレがAmazonで販売されています.購入する際の注意点をご紹介します.

目次

フリースタイルリブレとは?

24時間×14日間連続で血糖値記録が可能

フリースタイルリブレとはアボット社が販売している24時間,持続的に血糖測定・記録が可能な装置です.1つのセンサーで14日間連続して血糖値記録ができます.

記録される血糖値

記録された血糖値はリーダーで読み取り,その瞬間の血糖値と,最大8時間までの血糖値の推移がグラフで表示されます.

無料専用ソフトによる解析

アボット社の提供する無料専用ソフトで血糖値をPC管理することができます.血糖値データーをtxtデータ出力できるのでエクセルでの解析も可能です.

24時間血糖値記録に必要なリーダーとセンサー

フリースタイルリブレで血糖値を測り続けるために必要なものは次の2つです.

フリースタイルリブレ・リーダー

血糖値をセンサーから読み取って表示する装置です.センサーの起動にも必要です.

フリースタイルリブレ・センサー

身体に貼って,血糖値を記録してくれる装置です.

Amazonでの購入方法

検索欄に「フリースタイルリブレ」と入力して検索します.スペース無しで入力です.

似たような商品がならびます.購入すべきはリーダーとセンサーです.リーダーとセンサーのセット販売はありません.別々で購入します.

フリースタイルリブレ・リーダー

これがリーダーです.価格はおよそ7000〜9000円.

フリースタイルリブレ・センサー

これが体に貼るセンサーです.こちらも価格はおよそ7000〜9000円です.

購入時の注意点|間違って買わないように

写真のように黄色い箱が目印ですが,次のようなよく似た商品があります.リブレとは異なりますのでご注意ください.

フリースタイルフリーダムライト・ポケットランセットフリースタイル・プレシジョンネオ(リブレではありません!)

こちらは指先に針を刺して,少量の血液で血糖値を測定する従来の血糖測定器です.

フリースタイル・プレシジョンネオ(リブレではありません!)

こちらも同じく指先の血液で血糖値を測定する機械です.

リーダー&センサーは何個買う?

リーダーは1個購入すると壊れない限り使い続けることができます.センサーは1個で14日間使用可能です.起動後14日経過すると,血糖測定も読取りもできなくなります.

1個のリーダーで1個のセンサーを起動すると,そのペアの間でしか読み取りができません.

例えば,夫婦で同時にセンサーを1つずつ装着して血糖測定したい場合,リーダーも1人に1台ずつ必要です.1つのリーダーで同時に2つのセンサーを起動,読取りすることはできません(フリースタイルリブレProという病院向けのリーダーでは複数のセンサーの起動,読み取りが可能です).

血糖測定をしたい人の人数分リーダーとセンサーを買って14日間試してみて,その後のセンサーの購入を検討するのが良いかと思います.

なお,センサーには約3ヶ月の使用期限があるので,期限内に使用するようにしましょう.

糖尿病内科的コメント

以上,Amazonでのフリースタイルリブレ購入の方法と,注意点をご説明しました.血糖値が見える化されて,日々の食生活の見直しができるのはいいですね.

一部糖尿病患者さんを対象にフリースタイルリブレが保険適応となりましたが,糖尿病患者さんが私的に保険外使用する場合は医師に相談の上,ご使用下さい.

フリースタイルリブレは医療機器です.一般の方が私的に使用する場合,自己責任の範囲でご使用ください.

フリースタイルリブレ・リーダー

フリースタイルリブレ・センサー

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プロフィール

やさしい糖尿病内科医
山村 聡(やまむら そう)

九州生まれ、九州育ち、九州大学医学部卒。大学病院で糖尿病・代謝・内分泌内科助教、市中病院勤務後退局。フリーランスを経て、銀座有楽町内科院長。

病気を治療する医師であると同時に、生涯の健康を保つパートナーでありたいと思っています。

趣味はお酒と血糖値。診察室で患者さんと喋ることも好きですが、気のおけない友人とお酒を飲むことも大好きです。自分の幸せも大切にしながら,社会が豊かになることに貢献できたら最高です.

いつも最後まで読んでいただきありがとうございます.

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