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糖尿病内科医,精子検査に行く|糖尿病内科医の妊活

わが家の今年の抱負は本気の妊活です.妻も通院をはじめましたので,私もまずは精子検査にいってきました.

目次

予約不要・休日受付可のクリニックで精子検査

※私とこのクリニックの間に利害関係はありません.

ネットで調べると精子検査のクリニックはたくさん出てきます.精子検査で調べる項目は決まっているので,通常業務として精子検査をおこなっているクリニックを探しました.

受診の最大のネックは診療時間です.精子検査のために仕事を休むかと言われると,なかなか難しいところです.(仕事をしながら不妊治療に通う女性には頭が下がります.)

新宿西口クリニックを選んだ理由は診療時間です.予約不要で平日は20時,日曜も17時まで受け付けてくれます(第1,第3日曜日が休診).採精も自宅で可能で,決められた時間(11時〜12時30分,16時〜19時.ただし土曜午後は14時〜17時)に検体を持っていけば大丈夫です.

精子検査の方法

簡単に言うと,採精して検体を顕微鏡で見てもらうだけです.採精前には2〜5日の禁欲期間が必要です.

検体を提出すると,医師や検査技師さんが精液量、精子数、精子濃度、運動率、精子正常形態率、pHなどの項目をチェックして,男性不妊の原因(無精子症,乏精子症,精子無力症,精子奇形症など)がないか調べてくれます.

他院での精子検査が良いケース

新宿西口クリニックでは、結果は手渡しまたは郵送です.わたしは医師なので,結果の解釈が自分でできますが,結果説明が必要なかたには,このクリニックは向かないかもしれません

また,自由診療のクリニックなので料金が14800円と高いです.保険適用であれば初診料と合わせても3000円くらいで済みます.一般の不妊外来に通院可能であれば,健康保険を利用したほうがお得です.

糖尿病内科的コメント

精子検査は恥ずかしくない

平然を装って受付し、検体を出してきましたが、変な緊張感があります。私は向こう側(医療者側)の人間でもあるので、病院からすれば日常業務として流されることもわかっていますが、それでも気恥ずかしく人目が気になりました。

あえて医師目線でコメントすれば、医療者側は1本1本の検体を気にしないし、ルーチンとして検査していくので、匂いも見た目も、濃いとか薄いとか、何をオカズに出したかなど検査者は気にしません。むしろ、「検体が1本増えたから、ここまで調べてから昼ごはん行くか」くらいの感じでしょう。と言うわけで夫婦の妊活が始まったら気負いせず精子検査をオススメします。

大変なのは時間の確保

妻も言っていますが、通院時間を作るのが何より大変です。予約時間通りに行っても1時間くらいは待つようです。妻は専業主婦なので時間の融通は利くほうですが、仕事をしながらの妊活がいかに大変か、想像以上だと思います。

私の外来も大変混雑しているのを振り返って、原因と対応策を考えてみようと思います。

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プロフィール

やさしい糖尿病内科医
山村 聡(やまむら そう)

九州生まれ、九州育ち、九州大学医学部卒。大学病院で糖尿病・代謝・内分泌内科助教、市中病院勤務後退局。フリーランスを経て、銀座有楽町内科院長。

病気を治療する医師であると同時に、生涯の健康を保つパートナーでありたいと思っています。

趣味はお酒と血糖値。診察室で患者さんと喋ることも好きですが、気のおけない友人とお酒を飲むことも大好きです。自分の幸せも大切にしながら,社会が豊かになることに貢献できたら最高です.

いつも最後まで読んでいただきありがとうございます.

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