先日,2日間のフォトリーディング講座を受講してきました.一緒に受講した方が,過去にフォトリーディング・ホームスタディ講座を受講されていたとのことで,対面受講のメリットを考えてみました.
細かく実演してもらえる
フォトリーディングは上手に脳を使うメソッドではありますが,随所に作業的な要素もあり,要領よく目線や手を動かすことで各ステップがスムーズにおこなえます.
予習段階でのパラパラ眺めるところから,フォトリーディングでの紙のめくり方,スーパーリーディング,ディッピングでの手の動かし方など,タイミング,速さ,音など五感でわかるように実演されると,まさに「百聞は一見に如かず」です.
インストラクターの経験を踏まえて教わることができる
インストラクターも初めてフォトリーディングを教わった日から,さまざまな試行錯誤を経てフォトリーディングを習得し,人に教えられるようになっています.初めて実践する際のちょっとしたコツや,経験者でないとわからない落とし穴と脱出法を教えてくれます.
また,インストラクターはワークショップやその後のフォローでたくさんの指導をしているので,過去にフォトリーディングを習い,熟練していったフォトリーダーの先輩たちの経験を集約して,上達への道のりや頑張りどころを前もって教えてくれます.闇雲に練習することなく,上達への近道を示してくれます.
すぐに質問できる
レクチャーの中でも質問の時間はあり,疑問が浮かぶとすぐに目の前のインストラクターに質問ができます.また,丸2日間,インストラクターと行動を共にするので,休憩時間や食事中など,よりフランクに疑問点をぶつけることができます.
その他のイイコト
フォトリーディングのインストラクターはたいてい,フォトリーディング以外の活動もされています.わたしの受講したインストラクター,大嶋友秀さんもフォトリーディング以外にマインドマップ,スピーチ,ビブリオバトルなど幅広くワークショップやイベントを運営されている方でした.雑談しながら,フォトリーディング以外の活動や,それらとフォトリーディングの関わりを知ることができ,フォトリーディングの実用例を垣間見ることができます.
- 関連 :
- 大嶋友秀のオフィシャルブログ
糖尿病内科的コメント
フォトリーディングに限らず,その道の専門家に直接教わることができるメリットは大きいです.専門家の自身の経験だけでなく,これまで関わってきた方々の経験を総合して,アドバイスを与えてくれます.
医療界では専門家に訊くためには病院に行くしかない現状ですが,病院に行かなくても医師,看護師に相談できる仕組みができたら良いと模索して,わたしの場合,Webで医療相談をおこなっています.今回のフォトリーディングの受講を通して,伝える側の役割,ニーズについても考えることができました.