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「勝間和代の頭だけで100を切るゴルフ」を読んでゴルフでもPDCAサイクルを回そう|糖尿病診療の課題設定についても考える結果になりました

ゴルフを始めるにあたって,スマートに上達を目指すため「勝間和代の頭だけで100を切るゴルフ」をクラブを握る以前に読みました.個人的に,PDCAサイクルの鬼だと思っている勝間和代さんのゴルフ上達術学びます.

目次

この本について

勝間和代の頭だけで100を切るゴルフ
120の腕前なのに80台で回る
勝間和代 著
角川書店

この本から知りたいこと

100を切るためにどのようにPDCAサイクルを回すか
メモをどのように取り活用するか
自分の道具をどのように選ぶか
シュミレーションゴルフをどのように活用するか
ゴルフをするときにどのように頭を使うか
他人のプレーのどこを見て何を学ぶか
マイパーはどのように設定するか

この本から得たこたえ

想像通り,いや,想像以上に勝間和代さん的なゴルフの見方,考え方が勉強になりました.わたしのような超初心者のうちになんとなく目を通しておくと,ゴルフというゲームの攻略法を考える上で,いつか参考になると思います.

ゴルフでの自分の目標を明確にし,正確に課題設定をおこない解決を図る.問題を小さな要素に分け,時に課題設定自体を修正しながら,PDCAサイクルを回し続ける.解決法を言語化し,身体化していく.ゴルフに限らず,さまざまな技能習得や問題解決に通じた方法を,ゴルフにどのように活用するかを紹介している本です.

糖尿病内科的コメント

糖尿病という疾患は,自覚症状がほとんどありません.糖尿病になっても痛くも痒くもないので課題,問題自体が患者さん自身からは生じてきません.糖尿病内科医は糖尿病という課題解決のノウハウは持っていますが,患者さん自身に問題意識を向けるのは得意ではありません.課題設定の部分に目を向けた糖尿病診療を考えていこうと思います.

ゴルフと全く関係ないところに着地した1冊でした.

プロフィール

やさしい糖尿病内科医
山村 聡(やまむら そう)

九州生まれ、九州育ち、九州大学医学部卒。大学病院で糖尿病・代謝・内分泌内科助教、市中病院勤務後退局。フリーランスを経て、銀座有楽町内科院長。

病気を治療する医師であると同時に、生涯の健康を保つパートナーでありたいと思っています。

趣味はお酒と血糖値。診察室で患者さんと喋ることも好きですが、気のおけない友人とお酒を飲むことも大好きです。自分の幸せも大切にしながら,社会が豊かになることに貢献できたら最高です.

いつも最後まで読んでいただきありがとうございます.

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