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心屋仁之助「『好きなこと』だけして生きていく。」|好きな医者に通院して,好きな患者を診る時代が来るでしょうか

Be・ブログ・ブランディング塾 第2講の課題図書です.好きなことだけする勇気がわきます.

目次

この本について

「好きなこと」だけして生きていく。
ガマンが人生を閉じ込める
心屋仁之助 著
PHP研究所

この本から知りたいこと

・好きなことだけして生きていくにはどうすればよいか
・頑張って生きることをやめるにはどうすればいいか
・罪悪感を負わずに好きなことをするにはどうしたらいいか
・ルールや我慢から脱出するにはどうすればよいか
・好きなことだけして生きていくにはどんな覚悟は必要か
・「いい人」をやめるにはどうすればよいか

この本から得たこたえ

好きなことだけして生きていくことができる!という実例を,筆者自身の経験から現実的に紹介してくれる本です.

多くの人は親や,学校で教わった価値観で,他人との関係を円滑にするために「よいこと」「わるいこと」を判断しています.

いっそ,人の目を気せず,他人に嫌われることを恐れず,我慢しない生活を始めてみると,意外にも,自分だけの価値観で「すきなこと」をして「いやなこと」をしない生活ができてしまうようです.

わたしたちが勝手に妄想している「多くの人がこうするはず」という予定調和や期待を裏切ったとしても,怒る人は怒るし,気にしない人は気にしない.所詮計り知ることはできない他人の期待を,どうして気にする必要がいるでしょう.

所属するコミュニティに合わせた価値観からはみ出すことに,心理的なハードルを下げてくれる一冊でした.

糖尿病内科的コメント

医師という職業は,個人の裁量がとても大きいので,医師一人の判断で診断,治療方針を決定できます.もちろん難しい症例などはカンファレンスで話し合って,大筋を決めることもしばしばですが,主治医の一存は大きいです.

そういう意味では「好きなことだけ」というのとはちょっと違いますが,主治医の価値観が治療方針に現れます.糖尿病内科では処方内容を見ると,先生ごとの個性が垣間見えます.

ただ,治療方針を決める上で,患者さんの希望,価値観に寄り添うことも重要です.とりわけ糖尿病治療については患者さんライフスタイルに合わせて,ときに妥協や譲歩をしながら折り合いをつけることが避けられません.

仮に,医師も患者も「好きなことだけ」する妥協案を見つけていくとすれば,両者の目指す「健康」を再定義し,同じ目標に協力的な「好きな先生」のもとに通院して,医者も自分の診療ポリシーを慕う「好きな患者」を診るような診療もありうるのではないかと思います.

現在の医療制度のもとでは不可能ですが,患者が自分に合う医者を選び,医者も自分と親和性の高い患者を選ぶ時代が来るかもしれません.そんな妄想をかき立てられました.

プロフィール

やさしい糖尿病内科医
山村 聡(やまむら そう)

九州生まれ、九州育ち、九州大学医学部卒。大学病院で糖尿病・代謝・内分泌内科助教、市中病院勤務後退局。フリーランスを経て、銀座有楽町内科院長。

病気を治療する医師であると同時に、生涯の健康を保つパートナーでありたいと思っています。

趣味はお酒と血糖値。診察室で患者さんと喋ることも好きですが、気のおけない友人とお酒を飲むことも大好きです。自分の幸せも大切にしながら,社会が豊かになることに貢献できたら最高です.

いつも最後まで読んでいただきありがとうございます.

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