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フォトリーディング講座を受講して2日間で3冊の本を読みました|情報収集のパラダイムシフトに期待

あなたもいままでの10倍早く本が読める」この本で有名なフォトリーディングですが、本当に読んでいる人は見たことがありませんでした。ちょっと眉唾ものかとも思っていましたが、勝間和代氏、神田昌典氏ほか日本国内でも実践者がいると聞くと、一度はこのスキルを学んでみたいと思っておりました。連休と講座のタイミングが遂に合い、フォトリーディング講座を受講してきました。

わたしはフォトリーディング・インストラクター大嶋友秀さんの講座を受講しました.とても人当たりがよく,説明もわかりやすく,またお会いしたいと思うかたでした.

目次

フォトリーディングとは

要は、脳の普段使っていない(と思っている)無意識の領域に処理を任せて、知りたい情報を、質問と答えのカタチで抜き出していこう、という方法です。理論はいろいろありますが,詳しい説明は関連書籍,他ブログに譲ります.

フォトリーディングの方法

正確にはフォトリーディング・ホールマインド・システムという読書メソッドの1ステップが「フォトリーディング」です。ざっくり説明すると次のような流れで読みます.

1. 準備

本を買った時の気持ちを思い出して、その本を読む目的を決めます。

2. 予習

本を読む目的を決めて、本屋で本を手に取った時のように表紙、裏表紙、作者紹介や目次を眺め、まえがき、あとがきをにザッと目を通します。

3. フォトリーディング

ここがいわゆるパラパラめくるところです。見開き2ページを写真撮影するように一定のペースで目に入れていきます。

4. 復習

目次、文中のトリガーワード(気になったコトバ)を20個くらいピックアップして書き出します。そしてトリガーワードをもとに、本の内容から知りたい質問を3つくらい作ります。

休憩

「生産的休息」と呼ばれるこの時間に、復習で作った質問の答えを、フォトリーディングで取り込んだ情報の中から脳が無意識下で探してくれているとされます。

5. 活性化

本をなぞるようにたどるスーパーリーディング&ディッピング、ないしはスキタリングという方法で,復習で作った質問の答えを探していきます。

以上の流れで、自分の知りたい内容を本から収集して理解するわけです。このときマインドマップを作成したり、このあと、高速リーディングで全体を把握するすることも可能です。

フォトリーディング講座を受講して思ったこと

脳の意識に上がらない領域を使う学習法は色々とあるので、フォトリーディングもその一つと知って合点が行きました。胡散臭いと思う人もいるかと思いますが、メソッドとして10年以上教えられ、実践されているのを見ると、そう簡単に否定してしまうのも乱暴かもしれないです。

とりあえず、今回習った方法を実践して、普段の読書、学習が高速化、効率化できるか実験してみようと思います。

糖尿病内科的コメント

無意識となっている脳の領域を使う手法は、謎が多いので科学的とは言えない部分もありますが、脳科学自体が発展途上なので、いつか科学的にフォトリーディングのような手法が説明される日も来るかもしれません。

糖尿病患者さんの食事や日常の行動にも、大いに無意識が関与していると思うので、彼らの無意識に介入して、知らず知らずのうちにダイエットや運動ができて糖尿病が改善する治療が、いつの日か実現するのを期待したりもします.

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プロフィール

やさしい糖尿病内科医
山村 聡(やまむら そう)

九州生まれ、九州育ち、九州大学医学部卒。大学病院で糖尿病・代謝・内分泌内科助教、市中病院勤務後退局。フリーランスを経て、銀座有楽町内科院長。

病気を治療する医師であると同時に、生涯の健康を保つパートナーでありたいと思っています。

趣味はお酒と血糖値。診察室で患者さんと喋ることも好きですが、気のおけない友人とお酒を飲むことも大好きです。自分の幸せも大切にしながら,社会が豊かになることに貢献できたら最高です.

いつも最後まで読んでいただきありがとうございます.

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