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銀座有楽町内科【糖尿病オンライン診療】開始に込めた思い

銀座有楽町内科院長の山村聡(そう)と申します。

日本には約1000万人の糖尿病患者が存在し、300万人以上の方が通院中です。通院中の糖尿病患者さんのほとんどが何らかの治療薬を内服し、糖尿病の悪化を防ぎ、将来の合併症を予防しています。

現在、新型コロナウイルス感染症の流行により、糖尿病患者さんはとくに症状悪化の高リスク群とされ、皆さん人一倍、感染しないよう外出を避け、予防に努めています。

その一方で、病院通院時に新型コロナウイルスに感染してしまう可能性を心配するあまり、定期的な通院を中断し、内服を中止してしまう患者さんがいます。

糖尿病は血糖値が高くなっても、自覚症状が出ることはほとんどないのですが、一旦通院、内服を中断してしまうと、短期間のうちに糖尿病が悪化し、神経障害、網膜症、腎症をはじめとする合併症発症のリスクが急激に上昇します。

糖尿病の悪化は、将来の心筋梗塞、狭心症、脳梗塞といった血管合併症のほか、認知症、骨粗鬆症などの発症リスクを上昇させ、一時的な増悪が、その後、長期的に患者のQOL低下にをもたらすおそれがあります。

私のもとへ通院する患者さんの中にも、過去に一時的に治療を中断され、網膜症の進行により片眼の視力を失った方や、足壊疽により膝から下を切断した方がいます。

そうした経験から、糖尿病患者には日常的に通院継続の大切さを説き、通院しやすい環境、人間関係の構築に努めてきました。

しかしながら、此度の新型コロナウイルス、緊急事態宣言により、どうしても患者さんが通院継続しづらい状況にあります。

そこで、当院では2020年5月1日よりオンライン糖尿病診療を開始し、通院に二の足を踏んでいる方が治療中断せず、内服の継続できるような環境整備を進めております。

オンライン診療アプリ「クロン」を使用し、患者が自宅からスマホを片手に、テレビ電話で受診、処方を受けることができ、自宅近くの薬局で薬を受け取れます。薬局からの薬剤配送にも対応しており、自宅から1歩も出ることなく診療を完結することも可能です。

新型コロナウイルス緊急事態宣言中でも、糖尿病患者が持病を悪化させることなく、将来に渡ってQOLの高い生活を維持していただけるよう切に願っております。

どうぞお気軽にご予約・受診をお待ちしています。

プロフィール

やさしい糖尿病内科医
山村 聡(やまむら そう)

九州生まれ、九州育ち、九州大学医学部卒。大学病院で糖尿病・代謝・内分泌内科助教、市中病院勤務後退局。フリーランスを経て、銀座有楽町内科院長。

病気を治療する医師であると同時に、生涯の健康を保つパートナーでありたいと思っています。

趣味はお酒と血糖値。診察室で患者さんと喋ることも好きですが、気のおけない友人とお酒を飲むことも大好きです。自分の幸せも大切にしながら,社会が豊かになることに貢献できたら最高です.

いつも最後まで読んでいただきありがとうございます.

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