親指シフトの練習文といえば,ものくろさんの「東京,信濃・・・,でんでんの弟・・・」,nicola派宣言の「昨日,今日,明日,拝啓,敬具・・・・」です.入門したてでホームポジションを覚え,頻出語句を覚える,理にかなった練習文です.
1ヶ月ほど練習し,キーボードの表無しで入力できる頃になると,だんだん飽きてきてしまいました.小学生の頃の,漢字ドリル,計算ドリルと同じで単調で,繰り返しで,面白みがなくなってきます.習慣化挫折の兆しです.
そこで練習文の題材を探した末,選んだのが日経新聞のコラム「春秋」です.
読売新聞の「編集手帳」,朝日新聞の「天声人語」はフリーで読めないのでスルーしました.毎日新聞の「余録」は全文公開されていますが,段落が区切られておらず(▲区切りで改行なし),読みやすさの点から「春秋」をチョイスしました.
春秋は長さがちょうどいいです.毎日だいたい500-600字で書かれています.私の入力速度はまだまだ20-30字/分なので,1日25分の練習をするのにちょうどいい長さです.
内容も面白い.新聞のコラム全般にいえますが,毎日,執筆者の視点から起承転結まとまった4段落構成でしっかり落ちがついているので,読み味があります.飽きが来ないというのが私にとっては最大のポイントなので続けられそうです.
カタカナ語,「」(括弧),数字などが程よく入っている点も,練習文として文句ないところです.カタカナ語には「パピプペポ」,小さい「ァィゥェォ」が入っていたりして,親指シフトで頻度の低い配置にあるキーの練習もできます.
2ヶ月目は25分で「春秋」&「余録」(40字/分)くらい書けるのを目標にコツコツ続けていこうと思います.
糖尿病内科的コメント
最近はネットでも新聞を読む機会はあまりなく,医療系のサイトで情報収集するばかりだったので,日経新聞のコラムを入り口に,新聞の見出しくらいは軽く目を通し,医療バカの世間知らずにならないように勉強します.