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土用の鰻,カロリーを抑えるコツは「ご飯少なめ」オーダーにあり

例年暑い日が続く土用丑の日.夏バテ対策に,精の出る鰻を食したいものです.鰻のカロリーはこちら.

うなぎ蒲焼100g 293 kcal 炭水化物 3.1 g
うなぎ白焼100g 331 kcal 炭水化物 0.1 g
ごはん210g(1膳半) 353 kcal 炭水化物 77.9 g

うなぎ1切れが約100 g ≒ 300 kcalです.ごはんが1膳半とすると,鰻1切れの載ったうな丼なら約750 kcalほど.身長160 cmの人なら,1日の必要摂取カロリーの半分となります.結構ありますね.

うなぎ2切れが載ると約950 kcal.こうなると身長180 cmの人でも1日摂取カロリーの半分に相当します.むかしから精が出ると言われる理由がわかります.昼食に鰻の予定がある日は,朝夕軽めの食事の心づもりで臨みます.

糖尿病内科的コメント

私ももちろん食べてきました.今年は自由が丘の「八沢川」をチョイスし鰻重を賞味.ふっくらと焼かれた蒲焼きに,甘すぎないタレがいい塩梅です.敷かれたご飯がふわっと軽めなのも丁度いい逸品でした.おいしいタレに促されて,ついついご飯を食べすぎてしまうので,ご飯軽めでオーダーするのが得策かもしれませんね.すこしご飯を残すくらいが理想的です.

プロフィール

やさしい糖尿病内科医
山村 聡(やまむら そう)

九州生まれ、九州育ち、九州大学医学部卒。大学病院で糖尿病・代謝・内分泌内科助教、市中病院勤務後退局。フリーランスを経て、銀座有楽町内科院長。

病気を治療する医師であると同時に、生涯の健康を保つパートナーでありたいと思っています。

趣味はお酒と血糖値。診察室で患者さんと喋ることも好きですが、気のおけない友人とお酒を飲むことも大好きです。自分の幸せも大切にしながら,社会が豊かになることに貢献できたら最高です.

いつも最後まで読んでいただきありがとうございます.

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