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ホリエモンが目覚めた“頭を使う”ゴルフ|プロの感覚をホリエモンが言語化してくれます

急遽ゴルフを始めることになり,入門書を読み,レッスンを受け,これから理論的な成長戦略を練るために読みました.

目次

この本について

ホリエモンが目覚めた“頭を使う”ゴルフ
堀江貴文 著,伊藤 正治 監修
財界展望新社

この本から学びたいこと

ホリエモンがどのようにゴルフを上達させていったか
合理的なゴルフとはどのようなもので,どのように学んでいくか
解剖学的嗅ぎ煙草入れを意識するとはどういうことか.
ホリエモンが魅力的だと思うゴルフ場はどこか
ゴルフ場で過ごすとき,ゴルフ以外の時間をどう活用するか

この本から学んだこと

ホリエモンが伊藤正治プロからのレッスンを受け,プロの言葉をどのように咀嚼,解釈し自分のものにしていったか.その過程が綴られています.

わたしもゴルフのレッスンを受けていますが,即座にピンとくることもあれば,いまひとつぼんやり理解できないこともあります.そういったぼんやりしたことが,練習を続けてレッスンを重ねるうちに,ある瞬間,ピンときて身体が動かせるようになるときがあります.

ホリエモンが,伊藤プロの伝える感覚的なものを論理的に分析,言語化し,身体を動かせるように習得する.つまり,プロの言葉→ぼんやり理解→ピンとくる!という流れが,ホリエモンの頭の中でどうプロセッシングされたのか書かれているので,プロが書いたゴルフ本よりも一層われわれ一般ゴルファー側に歩み寄ってくれていて,理解しやすいです.

プロの側としても,感覚的に「出来てしまう」動作なので,本では教えにくい部分も多いのでしょう.そこをホリエモンが言葉にして伝えてくれているので,帯にあるとおりプロも「感動」「絶賛」しているのではないかと推察します.

まだまだ超初心者のわたしは,ホリエモンの説明ですらまだピンとこないことも多いですが,練習に励もうと思います.

本書の終章にはホリエモンお気に入りのゴルフ場も紹介されており,いつか,名門ゴルフコースでラウンドできたらと期待が膨らみます.

糖尿病内科的コメント

医療でも感覚的で伝えにくいものがあります.痛みや違和感,吐き気や,低血糖の気持ちわるい感じ.しびれやめまいもそうでしょう,

また医師の手技として,採血のときに針が血管内に入る感じや,縫合の糸の締め具合など,感覚的で教えにくいです.

100%は伝えきれないし,分かりきれないという事実を認めた上で,感覚や気持ちを汲み,できる限り言語化,数値化する努力を,ホリエモンに今一度気づかされた一冊となりました.

プロフィール

やさしい糖尿病内科医
山村 聡(やまむら そう)

九州生まれ、九州育ち、九州大学医学部卒。大学病院で糖尿病・代謝・内分泌内科助教、市中病院勤務後退局。フリーランスを経て、銀座有楽町内科院長。

病気を治療する医師であると同時に、生涯の健康を保つパートナーでありたいと思っています。

趣味はお酒と血糖値。診察室で患者さんと喋ることも好きですが、気のおけない友人とお酒を飲むことも大好きです。自分の幸せも大切にしながら,社会が豊かになることに貢献できたら最高です.

いつも最後まで読んでいただきありがとうございます.

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