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ブログを誰のために書いているのか意識することで,ブログを書くハードルが下がって,モチベーションが上がってきました

自分のブログを読んでほしい人に向けて書くと決めると,書くことへのハードルが下がりはじめました.

目次

せっかく書くのなら記事に興味を持ってくれる人のために書きたい

わたしが医療系の記事を書くとき,血糖値や糖尿病に興味,関心のある一般のかた向けに書くと決めました.

若手の医師が医療情報を発信するとなると色々な人の目を気にします.とりわけ先輩ドクター,指導的立場のドクターの目に入るとなると,発信する内容に神経質になるあまり記事が書けなくなってしまいます.

わたしの場合,自分の記事を読みたい人が読みにきてくれると信じて書くことにしました.医療とあまり縁のない,でもちょっと血糖値が気になるかたにとって,医療界の力関係など関係ありません.

わたしが先輩ドクターの批判にビビりながら記事を書いているのか,市民講座で堂々と話すつもりで書いているのかなどわかりません.

ブログを書き始めたきっかけに立ち返る

医師にとっては当たり前の情報も,診察室でしか会わない医師の話だけでは,そういう情報があることすら伝わっていないこともしばしばです.

わたし自身,偉くもなんともない若い医者ですが,短い診察時間では伝えたくても伝えられなかった,糖尿病や血糖値,栄養,食事に関することを書きたくてこのブログをはじめました.

伝えたい相手はわたしの外来に通院し続けてくれて親しくなった患者さんやその家族です.そうした情報が,糖尿病ではないけれど,健康に関心のある方の役にも立つと信じています.

医師としてのわたしの成長とともに,このブログも,ブログの発信する情報もコトバも洗練されて,内容もより有用になると,自分自身に期待しています.

わたしの記事に関心を持ってくれる人がいることがわかってきた

書きたい内容と,書けない心理のギャップをどのように埋めるのか,2ヶ月ほど模索していました.

いろいろな記事を書いているうちに,偉い先生たちはわたしのようなブロガー医師のことなど歯牙にもかけないし,いっぽうで,わたしの発信するちょっとした情報に感心してくれる読者のかたがいることがわかってきました.

わたしが関心を向けるべきは,わたしの情報発信に批判的な人ではなく,ここで綴る内容をいくぶんでも有用と感じてくれる人たちです.その人たちの存在が強く感じられ,批判的な人の存在が薄まっていくにつれて,書くことへの心理的ハードルが下がっていることに気づきました.

実際は,批判者と共感者がどれくれいいるのかわかりません.でも気持ちよく書ける心理状態を保つべく,たくさんの共感してくれる人を想像しながら書いていこうと思います.

糖尿病内科的コメント

医師の世界には明確に何年卒,医師何年目という上下関係があります.大学病院であれば役職や肩書もあります.博士号や専門医の資格の有無もあります.でもこの関係を気にしているのはおそらく医師だけです.

患者さんから見て,受診した医師がどんな肩書で,どれくらい偉いのか簡単にはわかりません.わたしが患者として受診して気にするのは,ちゃんと話を聞いてくれたかどうかと,ちゃんと診てくれたかどうかです.

医師としての働きぶりを誰に評価されたいかは医師それぞれですが,白衣を脱いだとき,診察室をはなれても共感してもらえるファンのいる医師になりたいと思っています.

プロフィール

やさしい糖尿病内科医
山村 聡(やまむら そう)

九州生まれ、九州育ち、九州大学医学部卒。大学病院で糖尿病・代謝・内分泌内科助教、市中病院勤務後退局。フリーランスを経て、銀座有楽町内科院長。

病気を治療する医師であると同時に、生涯の健康を保つパートナーでありたいと思っています。

趣味はお酒と血糖値。診察室で患者さんと喋ることも好きですが、気のおけない友人とお酒を飲むことも大好きです。自分の幸せも大切にしながら,社会が豊かになることに貢献できたら最高です.

いつも最後まで読んでいただきありがとうございます.

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