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【医療英会話】7フレーズで通じる診察室の英会話|クリニックでの外国人対応も怖くない!

日本旅行医学会のセミナーで、千駄ヶ谷インターナショナルクリニックの篠塚規先生のお話を聴いてきました。

クリニックでの外国人対応にはわたしもドキドキしてしまいますが、受付スタッフ、ナース、ドクター誰でも、たった7つのフレーズで十分対応可能です。

講演のあと、篠塚先生のご了承を得たので7フレーズ紹介します。

一緒にお写真を撮らせていただきました。ありがとうございました。

目次

外国人対応の医療英会話7フレーズ

診察室英会話7フレーズ(医師向け)

①あいさつ(握手することも多い)

Hello, nice to meet you.
(こんにちは、はじめまして)

②受診理由・症状を訊く

How are you?
(どうされましたか?)

What is your plobrem today?
(今日はどうされましたか)

What happend?
((外傷などで)何が起きましたか)

③いつからの症状か訊く

When these symptoms started?
(いつから症状がつづいてますか)

④アレルギーを訊く

Do you have any allergy to any medicine?
(薬剤アレルギーはありますか)

⑤痛みの程度を訊く

How do you rate your pain by 10 scale? No pain is 0, maximum pain is 10.
(10段階で痛みの程度はどれくらいですか。痛くないのが0、耐えられない最強の痛みが10です)

⑥痛みの性状を訊く

Your pain is constant? or wavy-pattern?
(痛みは持続しますか、波がありますか)

⑦おわりに

Take care!
(お大事に)

受付・検査英会話7フレーズ(看護師・事務スタッフ向け)

①あいさつ

Hello, how are you?
(こんにちは、どうされましたか)

②検尿

Please collect urine in the toilet.
(トイレで採尿してください)

③採血

Make a tight fist, please.
(手をギュッと握ってください)

④採血中

Relax.
(手を緩めて)

⑤横になってもらう

Take off your shoes and lie down please.
(靴を脱いで横になってください)

⑥うつぶせ

Lie down on the stomach.
(うつぶせになってください)

⑦時間の見通し

It takes ○ minites/days.
(○分/○日かかります)

外国人対応は中学英語で大丈夫

紹介した7フレーズは英会話としては超簡単ですし、これらに少しの中学英語を付け加えれば診療としては十分対応可能です。

クリニックでのプライマリ・ケア対応であれば多言語対応は必ずしも必要ないようです。わたしも、時々ですが、中国、韓国、東南アジア、中東、中南米など非英語圏出身の患者さんに対応して、英語のみでなんとかっています。使っている英語はまさに中学英語。

外国人患者さんというだけで気負うことなく、適切なプライマリ・ケア対応をして、必要であれば提携病院へ紹介することが大切ですね。医療英会話への不安感・緊張感が軽減された、有意義な講演でした。

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プロフィール

やさしい糖尿病内科医
山村 聡(やまむら そう)

九州生まれ、九州育ち、九州大学医学部卒。大学病院で糖尿病・代謝・内分泌内科助教、市中病院勤務後退局。フリーランスを経て、銀座有楽町内科院長。

病気を治療する医師であると同時に、生涯の健康を保つパートナーでありたいと思っています。

趣味はお酒と血糖値。診察室で患者さんと喋ることも好きですが、気のおけない友人とお酒を飲むことも大好きです。自分の幸せも大切にしながら,社会が豊かになることに貢献できたら最高です.

いつも最後まで読んでいただきありがとうございます.

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