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キャリア・ムゲンダイ――医学生・若手医師向けのキャリア・セミナーに参加してきました

登壇する友人の応援と視野拡大を兼ねての参加してきました.東京医科歯科大学の設備の充実度に「さすが国立大学!」と感動しながら開演を待ちました.


第1演者 田中志真 先生

慈恵医大を卒業後,東京医科歯科大学で研修をされている研修医の先生です.自身の罹病経験から,患者カウンセリング,予防医学,エピジェネティクスの話まで興味・関心が如何にもムゲンダイな本会のタイトルに相応しい講演でした.
先日読んだ「遺伝子は変えられる」を思い出しながら,予防医学としてのエピジェネティクスになんとなく妄想を膨らませたところです.

第2演者 中山俊 先生
私の高校時代の同期です.整形外科医として働く傍ら起業し,アンター株式会社代表としてD to Dビジネス,AI診療の波に乗りつつある医師です.波を起こす一翼を担ってもいるでしょう.
医者同士が個人レベルでメール,LINEで相談する内容を,各専門分野の医者が質問し合って答え合うアプリ「Antaa QA」をリリースしています.さらに将来的には,AIに答えてもらおう!という期待の事業です.応援しています.

第3演者 平形寿彬 先生
順天堂大学眼科から大学院に進学され,生化学第一講座で基礎研究に従事している先生です.若手医師の悩みの1つに「大学院に進学するか」問題があります.博士号を取るためという微視的にな観点ではなく,研究者として一端のことが出来るという自負と証明を得るために大学院に進学するという大局観に,目からウロコの感銘を受けました.

第4演者 加藤浩晃 先生
正直,このイベントに来た最大の目的は加藤先生の話を聴くことです.京都府立医大眼科から厚労省へ出向され,その傍らデジタルハリウッド大学の客員教授でもあるという異色のキャリアを積んでおられる先生です.
医者でありつつ,病院勤務の診療医の枠にとらわれない生き方は現在の私の目指すところです.懇親会では糖尿病内科的スモールビジネスの糸口を見つけることが出来ました.

糖尿病内科的コメント

私が医者になった理由を訊かれると,雑ですが「どこでも食えるから」と答えます.国際志向の強かった中高生時代,「医療が必要ない国,地域はないはず」だから医者になったら,場所を選ばず世界中で仕事ができるだろうと医学部を受験しました.
現在は国際志向・海外志向はさほど強くはありませんが,場所を選ばず仕事ができているのは事実で,どんな土地に行っても必要とされ,あわよくば海外進出もできればと心の片隅には思っております.医師免許を手にすることで得られた土地に縛られないキャリアをまだまだムゲンダイに広げていきたいところです.

プロフィール

やさしい糖尿病内科医
山村 聡(やまむら そう)

九州生まれ、九州育ち、九州大学医学部卒。大学病院で糖尿病・代謝・内分泌内科助教、市中病院勤務後退局。フリーランスを経て、銀座有楽町内科院長。

病気を治療する医師であると同時に、生涯の健康を保つパートナーでありたいと思っています。

趣味はお酒と血糖値。診察室で患者さんと喋ることも好きですが、気のおけない友人とお酒を飲むことも大好きです。自分の幸せも大切にしながら,社会が豊かになることに貢献できたら最高です.

いつも最後まで読んでいただきありがとうございます.

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