病院に行かなくても医療の恩恵が受けられる社会を

目次

病院に行かなくても医療の恩恵が受けられる仕組みをつくりたい

医療が必要とされるのは,病気になったときだけではありません.病院で患者さんをみていて,受診がもう少し早ければ重症化せず,入院せず済んだだろうと思うこともしばしばです.

ちょっと体調が悪かったり,家族の様子がいつもと違ったりしても,多くの人,とくに働いている世代ほど,そのまま様子を見ます.様子を見たまま,徐々に悪くなっていると気づきながらもなかなか病院に向かうことはありません.

そして,我慢の限界に達し,周りから強く勧められてようやく病院に向かいます.自分の足でたどり着ければ良いほうで,救急車で救命センターに運ばれる方もいます.

「ちょっと調子が悪い」ときに,家族や友人に医者がいたらどうでしょうか.わたしの家族や気のおけない友人は,体調が悪い,気になる症状について気楽に相談してきます.

病院に行くほどではないけれど,医療の専門家に相談したいことは日常的にたくさんあります.自分や家族の身体のこと,健康診断の結果,飲んでいるサプリメント,ダイエット法などネットで調べれば情報はありますが,顔の見える医師からアドバイスが受けられたら,どんなに安心でしょう.

病院に行かなくても医療の恩恵が受けられる仕組みをつくる.これが,わたしの願いです.

現在の取り組み

血糖値セミナー

一般の方向けに血糖値に関するセミナーを開催しています.フリースタイルリブレという24時間血糖値モニタリング可能な機器が発売されたのを機に、血糖値と病気、体調のとの関係について解説します。

14日間血糖値モニタリングプログラム

実際にフリースタイルリブレを使ってみたいという方向けに、導入〜モニタリング〜レポート出力〜個別フィードバックの14日間のプログラムを提供しています。

フリースタイルリブレの使い方から、血糖値の読み取り方、血糖変動パターンの解釈の仕方など説明し、14日間を通じてアプリ上のメッセージツールを用いて、マンツーマンの食事指導を行います。

血糖値変動と体調の関係を実生活に沿って体験していただき、減量、生活習慣病の改善も期待できます。

将来的には主宰者の勤めるクリニックで血液検査データを取得し、血糖値ドックを提供したいと考えています。

ヘルスケア事業へのコンサルティング

ヘルスケア事業への新規参入、糖尿病診療の実情に関するヒアリングなど一般企業、ヘルスケアベンチャー等からの依頼に積極的に対応しています。

既存の健康保険制度に依存しない、未病・予防の取り組みをサポートします。

介護事業所向けオンライン医療相談

2017年にドクターメイト株式会社へ創業メンバーとして参画し、介護現場の抱える医療的課題の解決をサポートしています。

プロフィール

やさしい糖尿病内科医
山村 聡(やまむら そう)

九州生まれ、九州育ち、九州大学医学部卒。大学病院で糖尿病・代謝・内分泌内科助教、市中病院勤務後退局。フリーランスを経て、銀座有楽町内科院長。

病気を治療する医師であると同時に、生涯の健康を保つパートナーでありたいと思っています。

趣味はお酒と血糖値。診察室で患者さんと喋ることも好きですが、気のおけない友人とお酒を飲むことも大好きです。自分の幸せも大切にしながら,社会が豊かになることに貢献できたら最高です.

いつも最後まで読んでいただきありがとうございます.

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